古谷重松氏からの直伝
海塩 兼太郎 万延元年3月13日 生
海塩 繁蔵 文久3年6月 8日 生
田中 染次郎 元治元年1月28日 生
小山 丑五郎 慶応元年8月20日 生
海塩 仁三郎 明治4年7月25日 生
明治18年、当地にて古屋重松氏は半年間農家の片端の物置小屋等を利用し行商をしながら囃子を教えたと言われている為、以上の五名が年齢的にも直伝であると思われる。
「笛の繁さん」といわれた海塩繁蔵氏、太鼓では繁蔵氏の弟で「にささん」といわれた海塩仁三郎氏、鉦は「鉦のうっさん」といわれた小山丑五郎氏、踊りでは獅子は「下の兼さん」といわれた海塩兼太郎氏、おかめは田中染次郎氏が担当していた。